●8冊●『地図もウソをつく』『神社配置から天皇を読む』『小本営発表』『世界ギャンブル漂流』『散華』『ホカベン』『弁護士のしごと』『燃えるスカートの少女』

2008年9月10日 23:37:41


体調の悪さにうんざりする。
一日ひっくり返って、本を読む。
薬を飲むために少量の食物を摂る。油モノはとても無理。
ご飯もどうも食指が伸びない。コンビニ弁当は想像するだけでダメ。

缶詰の桃とスープでおこげというのを食べた。薬を飲んだ。
友人T君に電話すると、「それはインフルエンザと同じですね!」と言った。
医者でもないのに自信満々に病状の説明をされた。
ことごとくあっていた。えっ?インフルエンザ?

何度か食事を摂り、何度か薬を飲み、一時間の散歩。
直射日光を浴びて体を殺菌すれば治るはず。
ぶらぶらと書店まで。太陽の光を全身に浴びてみる。疲れた。

明るい室内にひっくり返り、本を読む。
読書に疲れて、天井を見上げる。
世界が見える。

なんて淋しい世界だ。

そうだ、あれがあったんだ。(鈴木さんからいただいた拳銃)
握り締めてみる。冷たい感触は変わらずだ。その重量も。

なんて淋しい世界だ。

昨夜、4本の電話をした。
その一本で、自分は感情をあらわに話をした。
言葉を尽くしながら、その会話に「腹立たしい」と言った。
怒りではない。ぶつけなくてはならない会話だった。
何もかもをぶつけなくてはならない対話がある。
昨夜の一本がそれだった。

久しぶりに本気で話した。この体調の悪さはその副作用か、とも思う。

明るい室内。10年以上も見続けてきた天井に世界。

『地図もウソをつく』竹内正浩
『神社配置から天皇を読む』三橋一夫
『小本営発表』狩野博義
『世界ギャンブル漂流』早見遊坊
『散華』高橋和己
『ホカベン』中嶋博行
『弁護士のしごと』志賀こず江
『燃えるスカートの少女』著/エイミー・ベンダー_訳/管啓次郎

数えてみると8冊。疲れるはずだ。
『散華』『燃えるスカートの少女』、この2冊。
この2冊のために今日があった。

『世界ギャンブル漂流』は、知り合いのカメラマンからお借りした一冊。
そのカメラマンご自身の著作。早見遊坊は、いつもの彼の本名ではない。
彼の若かりし人生を垣間見る。彼との会話の背後を振り返る。
この本は、警告だ。現代の若い世代への警告だ。
本の最後には、阿佐田哲也さんが登場。読み終えて、彼が覗き続けてきたファインダを夢想する。

8冊か。いつの間にこんなに読んだのだろう。
気が付けば読み終えていた。

確かに読むのが早くなった。
だが、ただそれだけだ。