●最近の11冊と漫画1冊●『空想より科学へ』『スラップスティック』『いまこそ「資本論」』『にぎやかな部屋』『翳りゆく時間』『明治暗殺史』『地図に隠れた日本の謎』『アキレスとカメ』『時間とは何か』『悪夢のエレベーター』●『月光条例1』

2008年9月15日 22:58:50

毎日書店に顔を出しながら、本の顔を眺める。
いい顔の本がないなあ、と思う。
最近、特にそう思う。

売れたがっている本ばかり。
読まれたがっている本は少ない。

外部的な理由で秋から冬にかけての予定が前倒しに。
2週間以上も前倒し。
公演は、変わらず12月なんだけど、それまでの予定が前倒し。

脚本をどんどん書いている。
頭の中の完全な画何万枚と取っ組みあう。
一枚ずつ画を取り出し、万年筆で削りだす。
うーん、これまでに書いてきた脚本とどうも型が違ってきている。
意識はしていないけれども、書いたものを読んでみると、
どうもこれまでと違う。

まあいいか。削りだした言葉がこれならば、前例がどうであれ
これはこれ、仕方ない。

『空想より科学へ』著/フリードリッヒ・エンゲルス_訳/大内兵衛
『スラップスティック』著/カート・ヴォネガット_訳/朝倉久志
『いまこそ「資本論」』嶋崇
『にぎやかな部屋』星新一
『翳りゆく時間』選/浅田次郎
『明治暗殺史』森本哲郎(鈴木さんから)
『地図に隠れた日本の謎』浅井建爾
『アキレスとカメ』吉永良正
『時間とは何か』池内了
『悪夢のエレベーター』木下半太
「教科書でおぼえた名詩』編/文藝春秋

○漫画○
『月光条例1』藤田和日郎