薄暗闇に私語するコトバと言葉

2008年12月23日 21:12:56

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そういえば昨年も年末に多忙を極めた、覚えがある。
年末進行のつけが一気に来る。やらなければならない。
どんな理由もきかない仕事、ということもある。
体調を考えてセーブしたり、制御することでもない。
昔からそうだったな、と昨年も思った。

体調と相談しながら何かをするという性質でもないようだ。
それはただの性質だ。ぼくという一つの。
どんな世界でもそんな方法をとってきた。
だから、やることに関しては意外にきちんとできたり、案外な信用を得たりもする。
けれども、体調を必要以上に壊す。壊れた。崩れた。

体が重いとか、だるいとか、
それならクリアできる、けど、そうじゃない。

体ん中とか頭ん中に、チクタク爆弾がいる感じ。
チクタクチクタク。

爆発するならしてみろ、と思う。
それならそれで気持ちがいい。きれいさっぱり。木端微塵。
薄暗い部屋で万年筆を持ってみたり、置いてみたり。
薄暗い部屋で膝を抱えてみたり、天井の上の空を見てみたり。
名前を呼んでみたり、

チクタクチクタク
薄暗い部屋でコトバの奴が首をかしげる。
ぼくを見て「何?」と首をかしげ。チクタクチクタク。
なあなあ、次の脚本はどんなお話かな、と声をかける。

ふくろうが元気に飛べて、
ふくろうがたくさん食べて、
ふくろうが空の王様になるお話がいいよ!

チクタクチクタク、そう言った。
それもそうだ。
そんなお話は楽しいね。
電気をつけるか。