●926●『トルストイ民話集 人はなんで生きるか』『トルストイ民話集 イワンのばか』『レーニンの思い出』石川さゆり・SIONに『飢餓海峡』

2009年3月21日 00:56:10




もう本は読みたくない。
本なんか嫌いだ。もう読みたくない。
そう感じ続けながらも、一冊を読み終え、次の本を手にする。

音楽は、耳から受容し、
(もちろん空気を震わせてくる音波を受容する皮膚感覚も音楽を楽しむ感覚の一つだが、
音楽の要素の大半は耳からの情報として脳が処理する)
音楽そのものを直接脳が理解し処理する。
外国語の歌詞を言葉として理解することができなくても、
「音楽」を理解することができる。
音楽における言葉と「本」における言葉の完全な違いは、そこだ。
耳からの言葉の処理は、読むことの言葉の処理とは大きく違う。

同じ曲を何度も何度も聴いていた。
石川さゆりを聴いていた。
SIONを聴いていた。

そして、多分、真夜中、『飢餓海峡』を観るだろう。

そして、多分、ぼくは彼らのことを思う。

そして、一本の電話。

『トルストイ民話集 人はなんで生きるか』著/トルストイ_訳/中村白葉(189)
『トルストイ民話集 イワンのばか』著/トルストイ_訳/中村白葉(217)
『レーニンの思い出』著/ナデージダ・クルプスカヤ_訳/松本滋(520)
そして、石川さゆり・SIONに『飢餓海峡』