2009年6月11日 08:53:25

鈴木邦男さんの新著が6月15日に発売されます。

店頭に本が並ぶ前ですが、鈴木さんに見本誌を読ませていただきました。

『愛国と米国』

日本人はアメリカを愛せるのか

平凡社新書・760円(税別)
6月15日月曜日発売

読んで、感想を鈴木さんに送り、いま改めてこの本を見ています。

発売前ということもあり、少し注意深く書いていますが、
あとがきを少し紹介するのはいいかなと、思いつつ、

鈴木さんは、あとがきにこう書いています。

「〜前略〜
一時期、『日本論』が流行った。
自国を見つめ、自分を考え直すことはいいことだ。
しかし、これで「諦め」も生まれる。
〜中略〜
自分の弱点や努力不足を、『日本人論』のせいにしてしまう。
〜中略〜
そんな危険性がある。
『アメリカ論』もそうした危険性はある。
全てをアメリカのせいにしてしまう。
〜後略〜」

前作同様、公演本番の数日前にいただいた本書。
店頭に並ぶのは、公演終了後。

あらためて読み直したいと思っています。