『菊と刀』ルース・ベネディクト/著 長谷川松治/訳

2006年2月20日 22:27:00

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雨に似合う一冊をご用意しました。

このブログを読んでくれている
殆どの人が日本人でしょう。
そして、自分も日本人です。
はっきり言いましょう。
日本人です。
日本人であることを誇りに思う日本人です。

はい、だんだん近付いてきました。(←何に?)

『菊と刀』
ルース・ベネディクト/著
長谷川松治/訳

素晴らしいタイトルですね。
このタイトルを見て、
「おっ!」と
きた人は、ご用心!(←だから何に?)

さて、恒例の帯文。

「日本人の行動と性格を分析し
『恥の文化』を鋭く見抜いた名著
菊の優美と刀の殺伐」

いいですねぇ。
刀の殺伐・・・・

本書は、35年も前に書かれています。
にもかかわらず、
まったく色あせることのない精緻な分析力。
多分、
著者本人が現代日本を観察して、
書いたとしても
そう大きく内容が変わるとは思えないほど、
深く
正確に
執拗に
日本人を追っています。

右翼の人も
左っかたの人も
ノンポリも
おまわりさんも
公安に当局関係者も
文化人っぽいひとも
そうなりたい人も
そうはなりたくない人も
物書きも
歌歌いも

まあ、こっそりどうぞ。