『史上最強の哲学入門』『学校と社会』『レヴィナス入門』『存在の彼方ヘ』『存在と無〈1〉現象学的存在論の試み』『パウル・ツェラン/ネリー・ザックス『往復書簡』』『残念な人の思考法』『人の10倍の「仕事量」をこなす技術』『十津川警部銚子電鉄六・四キロの追跡』『京都駅0番ホームの危険な乗客たち』

2010年4月22日 15:47:43




現代哲学を読んでいた。
特に理由はないけれど、そういえばそのあたりを読んでないな、と読んだ。
ストアや中世、近代の哲学を理解しているわけではない。
これまで好んで読んできたことは確かだけれども理解まではほど遠い。
面白いな、と思った。

たくさんの面白い本を読んできた。
小説も哲学もエッセイも詩も、たくさんいい本を読んできた。
それはやっぱり財産だ。
みんなも読めばいいのに、と心から思う。
身近な人にそんな本をすすめることもある。

すすめて、読む人もいれば、読まない人もいるだろう。
読んで欲しい、と思う。
本を読むということに価値を見出さない人もいる。
はっきりと宣言している人もいる。本なんか何の役にも立たない、と。
その人の価値基準やその発言もわかる。

反読書の価値に反論をするつもりはない。
人それぞれだ。

たくさんのいい本がある。
読んで欲しいな、と思う。
何の本を読めばいいのか、と聞かれれば、いくらでもリストを作ろう。
性格や生活や目的や希望や絶望の種類に応じて、本を処方しよう。

鈴木さんは、本を読まない人を、ネコだ、ネコ以下だ、と豪語する。
言語性を強く主張する人間という個体においては、その論もまた是。
なるほど。自分ではどう表現するかな。

本を読まない人は、寂しさ以下だ、かな。
まあ、何でもいい。
たくさんのいい本を読んできた。これからも出会うだろう。
そんな本を、みんなも読めばいいのに、と思う。
読んで欲しいな、と思う。

これを読みなさい! と強く言いたい本もある。強く言いたい人もいる。
何故か。
それは、言葉を交わしたいからだ。会話をしたいからだ。
もちろん、「その本について」ではない。
純粋性や寂しさにおいて会話をしたいからだ。
距離や世代や時代を超えて言葉を交わしたからだ。

読んできた本を思い出す。
いい本がいっぱいあった。
目の前にはもっともっともっと凄くてかっこ良くて大きないい本がたくさんあるだろう。

あと何冊読めるか。
あと、何冊読めるか。

『史上最強の哲学入門』飲茶
『学校と社会』デューイ
『レヴィナス入門』熊野純彦
『存在の彼方ヘ』エマニュエル・レヴィナス
『存在と無〈1〉現象学的存在論の試み』ジャン=ポール サルトル
『パウル・ツェラン/ネリー・ザックス『往復書簡』』パウル ツェラン
『残念な人の思考法』山崎将志
『人の10倍の「仕事量」をこなす技術』五十棲剛史
『十津川警部銚子電鉄六・四キロの追跡』西村京太郎
『京都駅0番ホームの危険な乗客たち』西村京太郎