『いやな感じ』『敗戦日記』『巨人 出口王仁三郎』

2010年5月27日 17:41:16



発熱にひっくり返り本ばかり読んでいる。
手に取った三冊。昨夜から読み続け、読み終えた。

読むのが早いんですね、と言われる。
早いだろうな、と思う。そう思って、どんなもんかと計測してみた。
サンプルは、『巨人 出口王仁三郎』
講談社文庫昭和59年5月15日第6刷版、509ページ。17行×43字=731文字/ページ。
体勢はベッドに横臥、灯りはナイトスタンド。

昨夜、この一冊を読み終える時間を計った。
ぴったり3時間。計算しやすい。

1分で、約2.8ページを読んでいる。
1ページを、約21秒で読んでいる。
1分で、約2050文字を読んでいる。

平均が、1分で500文字、らしい。
(どこでの計算か、分母数はどうか、サンプルは何かなど根拠が薄弱ではあるけれども、
昔から、日本人の平均読書速度がこのくらいと言われている)

平均、と言われる速度の約4倍で読んでいるようだ。
正座をし、姿勢を正し、読みやすい照明のしたなら、もう少し速く読めるだろう。
4倍から5倍か。
昨年の読書数が約400冊。一昨年が約500冊。
なるほど、年間読書数が100冊の人とちょうど等価ということか。

新書は1冊2時間で読める。通常の300ページほどの文庫なら2時間だ。
こうして計測してみると、その通りだな、と思う。

もう少し速く読めるようになりたいと思う。
今の倍の速度で読めると、今の生活で、年間1000冊も可能ということか。
1000冊か、いいな、いいな。

『いやな感じ』高見順
『敗戦日記』高見順
『巨人 出口王仁三郎』出口京太郎