『母と息子の囚人狂時代』『「赤報隊」の正体』『昭和帝国の暗殺政治』

2010年7月15日 10:31:25



くそったれの発熱に苛立ち唾吐き原稿に向かう。
だらだらと本を読み、そうだ、見沢さんを読もうと文庫本を取り出した。
読み始めたら、読み終えた。
途中、やっぱり涙した。涙したら、見沢さんのお母さんから電話があった。
いつも長電話になる。稽古の時間にかかってきたら、
「今稽古なんですよ」と切らざるを得ない。

今日は、いつまででもいつまででも話そう。そう思った。
お母さんが電話を置くまでいつまででも話そうと思った。

くそったれの発熱はだらだらと貼り付き、書きかけの原稿に向かう。
パソコンで書いているものもある。
原稿用紙に書いているものもある。
タイトな締め切りもある。書いたことのないほどの長さのものもある。

なんにせよ、一文字。

一文字をかかなければ一行はかけない。
いくつもの原稿を並行している。時間を決めて順番に書く。

くそったれの発熱は、昼も夜も関係ない。
首のうしろが重い。肩が張る。目の奥が痛む。

そうだ、先日、増設したメモリがぶっ飛んだ。
デフォルトで1Gのメモリを積んだマシンだ。それに一枚1Gを追加して、
2Gにしていた。
それがある日、ぶっ飛んだ。見たこともない画面が現れては消え、また現れては消え、
英文がだらだらとでてくるも、止まってはくれず、
何のエラーだか、特定まで時間がかかった。
なんどもエラーを再現したら、「増設したメモリーのエラー」だった。
その1Gを取り外す。そしたら、直った。直ったけれども、やっぱり「遅い」

すぐに検索。このマシンは、3Gまでは増設できるようだ。
ならば、あと一枚2Gか。
ネットで探す。12500円くらいが平均価格帯。高い。
探しに探す。見つけたのは、送料込みで4000円台。さっそく注文。着払い。
なんと早い会社か、翌日に、届いた。
ちゃちゃと増設。快適快適。

くそったれの発熱に、駄文が続く。
毎日毎日、驚くほどの文量を書いている。

さて、今は何時だ、何日だ、いつまで何を書き上げて、いついつまでに何をすりゃいいんだ。

『母と息子の囚人狂時代』見沢知廉
『「赤報隊」の正体』一橋文哉
『昭和帝国の暗殺政治』ヒュー バイアス