『検証・昭和史の焦点』『昭和史 七つの謎 Part2』『昭和45年11月25日』『生きるなんて』『荒野の庭』『生者へ』

2010年10月3日 11:52:32



ごそごそと蔵書のデータベースへの入力をしている。
段ボール箱を一箱ずつ開けて、一冊ずつ取り出し、入力を進める。
何が入っているかわからない段ボールたちだ。
開けるのが楽しみ。

丸山健二だった。
一箱まるまる丸山健二だった。
懐かしい昔の作品がたくさん入っていた。
今ではもう手に入らない作品ばかりだ。

名古屋の古書市で手に入れたり、
大阪の古本屋で手に入れたり、
丸山健二の昔の書籍に関しては多分全作品ここにあるだろう。

つい読みだしてしまう。
あちこちに付箋がはってある。
あちこちにメモが挟み込んである。

そうして読み始めてしまうから入力がいつまで経っても進まない。
まあいいか
そう思いながら本と戯れ
それにしてもこんな作業は老後の楽しみだ、と改めて思う。

同時にこれだけの本をどうするつもりだ、とも思う。
こんなにいらんだろ! と思うも、やっぱり、いる。
何千冊の蔵書から、手元に置いておく10冊を選ぼう、という命題を想定。

10冊に根拠はない。20冊でもいい。
ここから飛び立つときに身の回りのものと一緒に手軽に持ち出せる量、という感じだ。
20冊なら、

「さて行くか」

と、呟いたときに、手軽に出発できるだろうか。
そんな20冊を選ぶとしたら、なんだ。
残りの人生を共に歩く20冊を選ぶとしたら。

なんだろう。

『罪と罰』
『人間失格』(或いは『晩年』か)
『一握の砂』(或いは、山頭火か)
『銀河蒼茫』(あるいは、『さらば群青』か)
『邪宗門』
『死霊』

この辺りまではすんなりだ。これに続くものか、さて何だろう。

寺山さんの歌集
内外の詩集
一冊の画集

そうか、哲学書に思想書か、んー、いらんな、
残りの人生を歩くのに他人のそんな言葉はいらない気がする。手が伸びない。
やっぱり、完全な物語が必要な気がする。

手軽に持ち運べる書籍量が条件だった。
上にあげただけで、実は案外重いんじゃないか? 複数巻もあるし、大きいのもある。

『罪と罰』『邪宗門』『死霊』をじっくりと読み返すだけでいい余生じゃないか。
その合間に詩集も歌集も画集もある。
野村さんも寺山さんもある。充分か。

そんなことを思いながら、一冊ずつデータベースに入力を進める。

『検証・昭和史の焦点』保阪正康
『昭和史 七つの謎 Part2』保阪正康
『昭和45年11月25日』中川右介
『生きるなんて』丸山健二
『荒野の庭』丸山健二
『生者へ』丸山健二