『ベンサム J.S.ミル』【世界の名著38】・『マイネッケ』【世界の名著54】・『ランケ』【世界の名著続11】

2011年2月9日 22:07:39

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これほど集中して全集を読んだことはなかった。
『世界の名著』は一巻を読むのに、早くて5日。大体一週間以上はかかる。
もちろん他の本と並行して読みながらだ。
ここ数日、他の本も読みながら、『世界の名著』に集中していた。
一日一巻読み終えていった。時間にして8時間くらいで一巻を読んでいる計算だ。
そして、同時読み。

目の前に、三冊を並べて開き読んでいく。
6ページが目の前に並んでいるわけだ。目の前の6ページ目を読み終えるころに、
右からページをめくっていく。

効率がいいのかどうかわかりゃしない。
早く読めているのかどうかもわからない。
ただ、面白そうだからそうやって読んでいる。

『ベンサム J.S.ミル』【世界の名著38】
『マイネッケ』【世界の名著54】
『ランケ』【世界の名著続11】

痛烈な目の奥の痛み。
本の読み過ぎだ。目の使い過ぎだ。香を焚き、めぐリズムのアイマスクをし目を閉じる。
10分のタイマーをかけ、横になる。タイマーがなると読書再開。案外すっきりしている。

コーヒーと煙草で一服つけるより、すっきりとリセットできる。
読書代行の原稿を何本か納品した。
体の奥でなにやら発熱している。知らん顔できるような熱でもないようだ。

読むか、書くか、死ぬか、か。

なるほど。そりゃ贅沢な話だ。そこにいるぼくは幸せだ。

『ベンサム J.S.ミル』【世界の名著38】


責任編集/関嘉彦

ベンサム


「道徳および立法の諸原理序説」山下重一 訳

J.S.ミル


「自由論」早坂忠 訳
「代議政治論」山下重一 訳
「功利主義論」伊原吉之助 訳

『マイネッケ』【世界の名著54】


責任編集/林健太郎

マイネッケ


「近代史における国家理性の理念」岸田達也 訳
「ドイツの悲劇」矢田俊隆 訳

『ランケ』【世界の名著続11】


責任編集/林健太郎

ランケ


「列強論」村岡哲 訳
「宗教改革時代のドイツ史」渡辺茂 訳