『パース・ジェイムズ・デューイ』【世界の名著48】・『赤軍派始末記―元議長が語る40年』『総括せよ! さらば革命的世代 40年前、キャンパスで何があったか』『にいがた 文化の記憶』『歌集 〇一〇年安保』『地図男』『戦う者たちへ』

2011年3月4日 23:14:10

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本を読む事について、ここにあきれるほどたくさんの事を書いてきた。
読書の肯定と否定。読書の功罪。読書の善悪。

今年に入ってからも、いい本にたくさん出会った。
忘れられないだろう、という本にも出会った。

以前は随分と本を人にすすめたりもしてきた。
今は、そんなことはしない。言わなくても読む人は読むだろうし、
言ったところで読まない人は読まない。当たり前の結論だ。

本を読む人とはやっぱり強く関係する。厳しく関係する。
ノルマ読書を始めた人もいる。全集に取り組んでいる人もいる。

彼らはいつか、
ぼくが今構築しつつある「人類の脳足り得るか」というデータベースそのものになるだろう。
脳の共有と拡張。

完成までまだまだ時間はかかるだろうが、そのDBは恐るべきものになりつつある。

『パース・ジェイムズ・デューイ』【世界の名著48】
『赤軍派始末記―元議長が語る40年』塩見孝也
『総括せよ! さらば革命的世代 40年前、キャンパスで何があったか』産経新聞取材班
『にいがた 文化の記憶』神林恒道
『歌集 〇一〇年安保』宮坂亨
『地図男』真藤順丈
『戦う者たちへ』荒谷卓

なんか知らんが、そんな巡りあわせか、
「赤軍」「連合赤軍」なんかの本を続けて読んだ。
「資本論」を読みながら、当時を疾走した彼らを読み続けた。

生活のぎりぎりまで「資本論」を読んでいる。
なんで今更、かもしれない。でも、知らなければここから先には進めないと感じている。
何度読んでも「なるほど、わかった」とどうしても言えない。わからん。

でも、読む。「資本論」を読んだら、「西田哲学」か、改めて「ヘーゲル」か「カント」か。
何でもいい。とにかく、時代を席巻した「資本論」。
なぜ「時代を席巻」したのか、知りたい。少なくとも、感じたい。

読んでも読んでもわからんが・・・

『パース・ジェイムズ・デューイ』


責任編集/上山春平

パース


「論文集」上山春平・山下正男 訳

ジェイムズ


「哲学の根本問題」上山春平 訳

デューイ


「論理学―探求の理論」魚津郁夫 訳