『謝罪します』『真実無罪』『刑事裁判の真実』『信仰による平和の道』

2011年4月2日 23:14:56



北一輝ばかりを読んでいる。
十数冊の関連書籍を端から読み崩している。付箋を貼りながら、抜き出しながら、
そして、原典と照らし合わせながら、ぼく自身の「思想としての北一輝考」を構築する。
漠然と見えている「思想としての北一輝考」
道筋は間違っていないはずだ。このまま考え続けていけば、できるはずだ。
そんな確信に近い感覚を感じている。経験的にその感覚は間違っていない、はずだ。

「思想としての北一輝考」
もちろん、まったく新しいオリジナルな論考とは言えないだろう。
これまでの識者・思想家・評論家・小説家・学者・哲学者・歴史学者などが書いてきたものが
当然のようにベースにある。けれども、それらを一つにまとめた「論」でもない。

「思想としての北一輝考」
それは、ぼくにとっての、ひとつの絵画だ。
そう。北一輝という一幅の画。それを描くためのキャンバスを作っている、という感じか。
昨年の佐渡行で感じた萌芽を信じ続けてきた。ぼくにとっての佐渡は、巨大な肯定だった。

真夜中、はるか北東に向かって、高らかなるイエスを突き付ける。

『謝罪します』八尾恵
『真実無罪』宮本雅史
『刑事裁判の真実』飯田一也
『信仰による平和の道』谷口雅宣