『キケロ・エピクテトス・マルクス アウレリウス』【世界の名著13】・『万能鑑定士Qの事件簿IX』『最高裁の暗闘』日垣隆『日本人の坐り方』

2011年5月16日 22:49:21

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忙しい忙しいと一人で大騒ぎしながらも、本は読む。経験では、忙しい時期ほど読書は進む。
確かに今月も忙しい忙しいと思いながら、実際になかなかの忙しさだけど、
これまで以上に本を読んでいる。不思議なもんだな。忙しい時ほど時間を有効に使えているのか。

それにしても、ここ最近なんか知らんが「胃が悪い」。
これまで胃腸に関してはそれほど弱い方でなかったはずなのに。
「胃が悪い」という言葉は、周りの人が言うのを聞く立場だった。
なんとも大雑把な言葉だな、と思っていた。「胃が悪い」か。曖昧にもほどがある。

今もそうだ。なんだ、この感触は。

「胃が悪い」だ。確かに「胃が悪い」だ。

お腹が痛いわけでは決してない。でも、何だか痛いような感じがする。
胃が重いわけでは決してない。でも、何だか重くて仕方ない感じがする。
食欲がないわけでは決してない。でも、食が進まない。
腹を下しているわけでも便秘でもない。でも、どうもなんだか感触が悪い。
例えば、今医者に言って、先生に説明するなら、やっぱり「胃が悪い」だろう。

病院で「胃が悪い」と主張すれば、どうなんだ?
医者としては、いろんな病気を疑うのだろうけど、やっぱり検査とされるのかなあ。
それはそれでめんどうだ。でも、訳も分からず市販薬を飲むのも、なんだか、どうだか。

『キケロ・エピクテトス・マルクス アウレリウス』【世界の名著13】
『万能鑑定士Qの事件簿IX』松岡圭祐
『最高裁の暗闘』山口進
『裁判官に気をつけろ!』日垣隆
『日本人の坐り方』矢田部英正

くそったれの忙しさ。とはいえ、九月公演の制作もぼちぼちと進み、
24時間頭から離さないのは、その九月公演。終演までは、この頭に縛り付けては、おく。
脚本は、まだだ。6月の二週目にようやく筆をいれらる予定だ。
物語が頭の中で組みあがってはいない。
見えているのは、相変わらず「画」だ。その「画」も、「絵」で見えている訳ではなく、
言葉で、見えている。いつものことだけど、今回はそれが顕著だ。

言葉の完全性が「画」にある、という感覚だろうか。
そして、音楽が煽動している。リズムがアジっている。
それらの「画」が、具体的にどんな「形」になるのか。それは全くわからない。

わからないけど、見えてるんだから、書けるだろう。
見えてるんだから、できるだろう。

『キケロ・エピクテトス・マルクス アウレリウス』【世界の名著13】


責任編集/鹿野治助

キケロ


「スキピオの夢」水野有庸 訳
「ストア派のパラドックス」水野有庸 訳
「法律について」中村善也 訳
「宿命について」水野有庸 訳

エピクテトス


「語録」鹿野治助 訳
「要録」鹿野治助 訳

マルクス・アウレリウス


「自省録」鈴木照雄 訳