『ベルクソン』【世界の名著53】・『中国の科学』【世界の名著続1】・『人生劇場 青春篇』『天使と悪魔 (上・中・下)』『福田恆存評論集〈第3巻〉平和論にたいする疑問』『日本への遺言』『公安警察の手口』『右翼の掟 公安警察の真実』『自然死への道』『日本のテロリスト』『人間・この劇的なるもの』『善悪の彼岸』『ニーチェの考え方』『尾崎豊の霊言』

2011年5月25日 16:57:15

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忙しい、忙しい、とばたばたしながらもやっぱり本は読む。
ここ最近読んだ本を整理した。ほら、やっぱりたくさん読んでる。
忙しい時に限って読書も進むんだよな、と改めて思う。集中度の違いなのかなあ。

会う人会う人に「HP見てますよ。忙しそうですね」と言われる。
忙しいと書けば、忙しいと思われるんだなあ、と思った。
「そうですね。年に数回、こんな時期があります。あと一週間でこれも終わります」
と、丁寧に答えたりもするし、
「いや、あれは嘘です。虚構です。物語です。演出です。本とは暇です」
と、半ば本気の本心で答えたりもする。
どっちがどうで、どう答えたからどうということもない。人によって答え方を変えるわけでもない。
その場の勢いと、雰囲気と、質量の在り方と、重力の感じ方だ。

そして、そんなに忙しいなら読書の時間を睡眠時間に充てたらいいじゃないですか。
と提言をいただくこともある。答えは決まっている。読書は仕事なんだ。
でも、そう答えることは稀だ。そうですね、ほんとにそうなんですよ。
本なんか読んでないで寝ればいいんですけど・・・、と口ごもる。
その心理は分析するまでもない。

『ベルクソン』【世界の名著53】
『中国の科学』【世界の名著続1】
『人生劇場 青春篇』尾崎士郎
『天使と悪魔 (上・中・下)』ダン・ブラウン
『福田恆存評論集〈第3巻〉平和論にたいする疑問』福田恆存
『日本への遺言』福田恒存
『公安警察の手口』鈴木邦男
『右翼の掟 公安警察の真実』鈴木邦男
『自然死への道』米沢慧
『日本のテロリスト』室伏哲郎
『人間・この劇的なるもの』福田恆存
『善悪の彼岸』フリードリヒ ニーチェ
『ニーチェの考え方』富増章成
『尾崎豊の霊言』太田千寿

春夏の着物をどうにかしたいな、と先日、吉原・キモノスイッチに伺った。
天気予報は雨模様。着物を着て行った。予報が外れればいいが、と思いながら、吉原。
キモノスイッチでは、豊かさ溢れる金子一昭店長とデザイナ芝崎るみさんが、にこにこと迎えてくれた。

着て行ったデニムの長着を芝崎さんに渡した。
既成のデニムが芝崎さんの手にかかり、画が施され、また独立独歩の一枚になるだろう。
ぼくが、別の着物に着替えている間、一緒に行った友人が浴衣を選んでいた。
「あれ、かわいい!」「これもかわいい」「こっちもかわいい」とにこにこしている。

そこに居並ぶ浴衣。
まだ見ぬ着手を待つ反物。
夏を静かに待っている反物。
夏を創造する。
或いは、夏以外を創造的に破壊し、進軍する、予感。

友人は、かわいらしい兵児帯とともに浴衣を注文した。仕立てまで一カ月くらいだろうか。
一か月後か。

気温も今とはずいぶん違うだろう。
暑い暑い蒸し暑いというあいさつを飽きもせず交わしているだろうか。

そんな事が、生きることを連れてくる。

太宰の言葉が、ふっとよぎる。

夏の着物。

『ベルクソン』【世界の名著53】


責任編集/澤瀉久敬

ベルクソン


「形而上学入門」坂田徳男 訳
「哲学的直観」三輪正 訳
「意識と生命」池辺義教 訳
「心と身体」飯田照明 訳
「脳と思考」池長澄 訳
「道徳と宗教の二つの源泉」森口美都男 訳

『中国の科学』【世界の名著続1】


責任編集/薮内清

「九章算術」大矢真一 訳
「漢書律歴志」橋本敬造・川勝義雄 訳
「晋書天文志」山田慶児・坂出祥伸・薮内清 訳
「黄帝内経素問」小栗英一・薮内清 訳