山平重樹『見沢知廉・狂瀾の王国』連載中

2011年8月18日 20:19:53



一年前、いや、もう少し前か。
劇場だったか、それとも他の場所か、山平重樹さんと話した。
そうだ、多くの資料をご覧になられながら話したんだ。だから、あれは、
見沢知廉生誕50年記念展を開いたときか。

『どうしてこんな人生を誰も書かないんだ。
見沢知廉には、解釈の余地がある。
だから、大浦監督は映画を撮った。高木さんはこうして演劇にする。
だれも書かないのなら、俺が書く』

山平さんは、そう仰られた。そして、その時からか、たくさんの関係者に取材を敢行された。
そして、今年の初夏、雑誌連載が始まった。

『見沢知廉・狂瀾の王国』
月刊誌『劇画マッドマックス』

7月号から始まり、現在9月号。三回目までが発表された。
山平さん独特の読者を惹きつけ離さないその筆は、ここでも健在だ。
どのくらいの連載になるのか予想もつかないけれども、

山平版、見沢物語は、始まったばかりだ。