『ハッカーの教科書 完全版』IPUSIRON

2006年12月14日 08:12:34

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今!

本がどうしても読みたいのに、
今!の自分の心と
『ピタリ』
とくる本が無かったりします。

毎日書店に行きます。
「本が読みたい、何でもいいから本が読みたい」
そんな心情でした。

さて、書店を見ていきます。
本とに何でもいいから、読みたいので、
何でもいいから、手に取ればいいのに、

『ちょっと違う!』んです・・・

純文、じゃないんだよなあ、
思想系!でもないんだよ、
歴史関係、んー、違う・・・
そうだ、軽い推理物!・・・やっぱ違うなあ、
ラブコメか、あー全然違う、
漫画、じゃなくて、活字なんだよ、
そうだ、知り合いのを、って、顔を思い出したくないし、
戯曲、もってのほかだ、
数学書、は、めんどくさいなあ、

なんて、一時間もいて、一冊も選択できなかったりしました。

『ハッカーの教科書 完全版』
IPUSIRON

なんとも仰々しいタイトルです。
「ハッカー」だって!

ご存知の方も多いでしょうが、
一応、説明を。
「ハッカー」ってのは、パソコン、特にネットワーク系の超スペシャリストのこと。
で、あっちこっちのHPを改ざんしたり、
いたずらしたり、壊したり、
そんな輩は、「クラッカー」と呼ばれているようです。

「クラッカー」の方がかわいい感じがするのにね。

さてさて、本書。

まあ、ハッカーとクラッカーの間の、なんというか、
そんな感じ(これじゃ、わかりませんねえ)

侵入のためのツールがついていたり、
ハッキングのためのツールがついていたり、
クラッキングのための調査方がでていたり、

なのですが、
このようなツールは、
現在では、どのサーバでも対策をとっているでしょう、
という感じのツール。
まあ、自宅で個人が趣味でたてているサーバなら、
この辺りのツールでも、
面白いことができるかもしれません。

と、ハッキングツールのことを書きましたが、
本当は、本書は、
「ネットワーク」関係の実践書です。
ネットワーク管理者や、
サーバ管理者、
セキュリティ管理関係者、
なんかが手元に置いておくには、いい本です。

ちなみに、自分も自宅にサーバを立てているのですが、
本書に付属のツールでは、
自分がたてたサーバには、侵入できませんでした。

まあ、セキュリティが趣味ですから。

興味がある人は、購入しておくべき一冊ですよ。
ほんとに。

そのうち、手に入らなくなりますよ。