『妖精作戦』『黄昏たゆたい美術館』『共犯マジック』『万能鑑定士Qの推理劇I』『妖怪アパートの幽雅な日常4』『妖怪アパートの幽雅な日常5』

2011年12月24日 23:07:53



軽い本ラッシュ! こんな軽い本に飢えていたのか、と思うほど。
そのうち飽きるだろう、と軽い気持ちで読んでいる。
目の前には、最高峰とも言える『人類の知的遺産』が控えている。

先日からの記事についてあちこちから連絡をいただいた。
「開演時間に始まらなかったら、席を立つ宣言」
わざわざぼくに連絡をくれたりするくらいの問題と考えているなら、
どうして開演時間を厳守しないのだろう。不思議としかいいようがない。

演劇、に関するあちこちの団体・協会・法人も、この時間を守る、ということに関しては
これまで一度も問題にしたことはないんじゃないかな。
悪しき風習と投げていたのか、それとも、それほどの問題と考えていないのか。
或いは、高所から小劇場というものを眺めおろし、偉そうに見下して、
時間は守ってるでしょ、と鼻で笑っていただけか、それとも、完全な信頼下にあるというのか。

偉そうな人たちだって小劇場は観ているだろう。
お弟子さんと言われる人や、派閥にある人の舞台は見に行くだろう。
そこで開演時間を守られていないという現実をどうとらえているのか。

ぼくが問題にし過ぎているだけ? それならそれで仕方ない。
と、ここで、先日の宣言になるんだけど。

こんな問題、どこかのポータルサイトなり、協会なり、団体なりが、
キャンペーンを張れば、すぐに解決する問題だと思うが。
だって、右へならえのキャンペーンにみんな弱いんだから。
大々的に「開演時間を守りましょう! 守らないのは非礼だ!」とやれば、
そこいらの小劇場は、必ず、右へならう。絶対にそうなる。権威に弱いんだから。

まあいいや、反響があるからこうして書いているけれど、書くこと自体が恥ずかしくなってきた。
来年から、ぼくはぼくで、宣言通りにするだけだ。
それでまた、付き合いが減るだろうし、横のつながりも失われるだろうけど、

縦のつながりが強固になるはずだ。
ぼくは、時間と言う縦のつながりがほしいんだから。

『妖精作戦』笹本 祐一
『黄昏たゆたい美術館』柄刀 一
『共犯マジック』北森 鴻
『万能鑑定士Qの推理劇I』松岡 圭祐
『妖怪アパートの幽雅な日常4』香月 日輪
『妖怪アパートの幽雅な日常5』香月 日輪