『第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話』『特等添乗員αの難事件I』『日本人が忘れてしまった日本語の謎』『大杉栄』『ヤモリの指から不思議なテープ』『ふしぎなキリスト教』『フリーメーソン』

2012年3月4日 20:48:43



もう来週末は本番じゃないか。
一か月の準備期間。その期間の是非を今云々はしないが、明確なビジョンは、確かにあった。
一冊の本を読むのに長い準備期間は、普通は必要としない。

(もちろん、
一冊の本のために数十年という下調べと
それを自身におとすための期間を必要とする書物はあるが)

そんな、公演だ。ぼくは、一冊の本を読む。ただそれだけだ。
ただそれだけの出来事の中に、ぼくはいつも「時代」という畏怖を読む。

そんな公演だ。ぼくは、ただ唯一自分のためだけに一冊の本を読む。
その読書の数時間の中に、ぼくはいつも「忘れられた」感情の欠片を読む。

そんな公演だ。

もう来週は本番か。体は間に合うだろうか。
どうにもぶっ壊れ、あちこち修理が必要な状態だが、内側からの熱を待っている。
静かに「治癒」していく力強い体内の脈動を信じている。

『第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話』中川 右介
『特等添乗員αの難事件I』松岡 圭祐
『日本人が忘れてしまった日本語の謎』山口 謠司
『大杉栄』
『ヤモリの指から不思議なテープ』松田 素子
『ふしぎなキリスト教』橋爪 大三郎
『フリーメーソン』リュック ヌフォンテーヌ