『愛情省』 見沢知廉

2006年6月28日 22:58:36

「コトバ」のために
室内を少しずつ改造しています。
コトバは梟です。
梟は、飛びます。
一応、ケージがあるのですが、
全く帰りたがらないので、
最近は、室内に飛ばしている時間が多いです。
止まり木を作ったり、
障害をなくしたり・・・・・・
しかし、
不良のコトバは、
「そんな事は当たり前だ」と
言わんばかりの態度で、
感謝の鳴き声一つ、あげません。

『愛情省』
見沢知廉

この作品も、3回目かな。
読むのは。

「これはもう正岡子規か、
ベケットの境地である
残された書き手の誰に
このような作品が書けるだろうか?
—島田雅彦氏—
夭折の鬼才の壮絶なる遺作!」

このブログでも、
何度も紹介してきた作家です。
2005年9月に46歳で亡くなりました。

好き嫌いが分かれる作品かもしれません。

自分は、
個人的な思いが強く、
冷静に書評がかけそうにないので、

こんな作品があるよ、

という
紹介までで。