なんにもいらない、言葉さえも

2015年10月13日 22:59:42

何かを創ろうとするときに、

そういえばここ数年、感じていたことなのだが、
ノイズが多すぎることへの苛立ち、それが、創られるもの、或いは、こと、
へのとんでもない遠回りであることの無駄、いや、例えば、その

遠回りこそが何かを創ることだと言う人もいる、そして、いた
それはそれでいいのだが、はっきり書くと、もう耐えがたいほどの苛立ちなのだ

何かを創ろうとするときに、
それを、例えば表現する、発表する、芝居をする、演劇にする、と言う人もいるが、

それは、違うのです、という事さえ疲労する
どうでもいいといえばどうでもいいし、放っておけない事柄だとも思うのだが、
正直に書こう
もう、なにもいう事はないのだ

しかしそれと作品を創るということは別で、
何も言いたくはない、ということは、作品が純粋であるということだ

脚本を書いているが、書きながら

こんなもん、今ぼくが見ているそれに対して何の役に立つのか、と
確かに、たった数年前は、書くことに、それこそ全生活を、賭けていた
未来さえ、引き換えに出来ると思っていた
あの強い思いはどうした、と自分でも思うのだが、いや、ほんとに確かに、もう

いらんのだ

言葉なんか

いつか書いたこともあるが、言葉が止揚すればそれはどんな場所か
なるほど、と今、思っている
今、

考えることは、ほとんどない
あれほど論理的で組織的な思考が大好きで自身得意だと思っていたのに、だ

面白いな、と思う
なんにもなくてもなんでもできるのですよ