2008年2月11日 20:08:41

しかしまあ、本ばかり読んでるなあ。
と、書いたところで、はたと。

この高木ごっこにも、
「本ばかり読んでいる」記事ばかり。
それはそれでいいのだけど、
他にも、いろんなことをしているわけです。

脚本を書いたり、
日銭を稼ぐために働きにでたり、
打ち合わせを重ねたり、
判断しなければならないことを検討したり、
頼まれているいくつかの原稿を書いたり、
原稿を書くための資料を調べてみたり、

忙しいですねえ、

と、よく言われる。
そう見えるのだろう。
けれども、自分ではとくにそうは思ってはいなし、
そう感じてもいない。

動く予定を決めて、
考えることの予定を決めて、
その通りに動いていれば、
忙しいと感じることはない。

自分の時間がないじゃないですか、
とも言われる。

言われると困ってしまう。
そう問う人によって、答え方をかえるのだけど、
というか、変えざるをえないのだけど、

自分の時間以外に、どんな時間があるのか。
もちろん、その人のいわんとすることは
分かっているのだけど、

簡単に発せられたその言葉に対して、
どこまで責任がもてるのかな、と、
答えつつ、どきどきしたり。

何もかも自分の時間。
一息なんかつきたくないし、
ほっと安心する時間なんかほしくもない。
自分で居られるのは、
考えているときであり、
書いているときであり、

なにもかも自分だけのもの。