『本と映画と「70年」を語ろう』著/鈴木邦男×川本三郎

2008年5月27日 23:04:42

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帰宅するとポストに鈴木邦男さんからの郵便物。
ポストの中にぎょうぎよく。
エレベータの中で封を切る。

新聞記事と雑誌記事のコピー。
送っていただくことを申し訳なく思うも、それ以上に嬉しく思う。

そうだ、鈴木さんに見せたい本があるんだ。
きっと興味ある本。
タイトルには、三島由紀夫だの東大全共闘だの出ている。
芥正彦・木村修・小阪修平・橋爪大三郎・浅利誠・小松美彦・・・

こう書けばわかるだろう。
あの名著の総括版。

読み終えたら、鈴木さんに送ろう!

『本と映画と「70年」を語ろう』
著/鈴木邦男×川本三郎

告知の欄で紹介していた本。
頂いた日に読み終えました。
で、あらためて紹介。

アマゾンには、こんな紹介文。

かたや民族派・新右翼の論客「鈴木邦男」、
かたや新左翼取材で逮捕経験のある元朝日ジャーナル記者の文芸評論家「川本三郎」。
同じ時代を駆け抜けてきた両者が、
互いの70年代の青春を総括し、
テロリスト、革命、戦争など、さまざまなキーワードをもとに、
映画や文学を中心に語り合う。前代未聞の異色対談集。

味わいと強い息吹がある一冊。
重版が決まったようです。

編集をしたのは、高橋あづささん。
なんだか、ちょんちょんと歩く、そこらにいそうでいない女性です。

鈴木さんはにこにこと笑い、とんでもない冗談を言い、
ろくでもない軽口を叩き、返答に詰まる突込みをいれ、
答えようも無い振りをして、

高橋あづささんは、そんな鈴木さんといいコンビ。
笑ったり、怒ったり。

羨ましい一冊なのです。