2010年8月16日 14:58:51

写真をクリックすれば、京都館HPへ

何年もこうして書いてきて、
たくさんの本を読んできて書いてきて、ふと振り返ることがやっぱりある。
様々な分野の書評を書かせていただき、
たくさんの豊かな感慨を得てきた。そりゃそうだ。

内容による苦労もそりゃまあ、ある。
時間に追われ、書店でその本を見つけたときにトラウマのように蘇る苦しさもある。
すらすらと書けたことなんか一度もない。

そんな思いをふと、思いあげることがある。

けれども、そんな思いよりも、
担当の方との思いの方がはるかに強い。
何十倍何百倍も強い。

今も変わらずに担当してくださる方との出会い。
この担当の方がいらっしゃらなければ、途中で投げ出していたかもしれない。
もういいや、とやめていたかもしれない。

担当の方は、連載当初と変わることなく、
公正と公平の目で指導してくださる。そのご指導がなければとても発表できるもんじゃない。
締め切りが近付くと神経が尖ってくる。
たかだか800字、されど800字に向き合うために鋭利に。

担当の方を思い浮かべ、大袈裟ではなく、
(命と引き換えにでも締め切りは守る)と臨戦態勢。

ふと振り返ることがある。
思い出すのは、担当の方の言葉や原稿をやり取りする真夜中の時間。

本誌は、京都銀行本店各支店や「京都館」「京都館」(写真をクリック)で入手できます。

京都館

この猛暑。盆地の京都もさぞ暑いことだろう、と
東京駅を降りた先日、京都館には涼の風吹きあの名コピーを呟く。
そうだ、京都へ行こう。
年内に実現するか、或いは年明けの冬。冬の京都か。いいじゃないか。

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