『渡された場面』 松本清張

2006年3月1日 09:10:00

写真

さて、今日の一冊です。
自分の好きな作家なんですよ。
まず、これは、タイトルがいいですね。
味わい深いタイトルです。
何度も何度も味わえるタイトルです。
噛めばかむほど
おいしいタイトルです。

『渡された場面』
松本清張

所有しているのは古い本なので
帯がありません。
なので、
裏の紹介文を紹介。
ですが、長いのであちこち勝手に編集します。
前略とか中略とか後略とかは
面倒なのでいれません。
あしからず。

「四国の県警捜査一課長は、
文芸雑誌の同人誌評に引用された
小説の一場面に目をとめた。
その描写は、
彼が担当している事件の被害者宅付近の様子と
酷似しすぎていたのだ。
再捜査により九州の旅館女中失踪事件と
結びついたとき、

予期せぬ真相が浮かび上がる。
中央文壇志向の青年の
盗作した小説が鍵となる推理長編」