『神様のパズル』『僕たちの終末』『バラバ』『巫女』『シーシュポスの神話』『革命か反抗か―カミュ=サルトル論争』『地獄の季節』『はつ恋』『春の水』『人形の家』『殺人鬼』『屋根裏の散歩者』『心理試験』『日本人の英語』『調べる技術・書く技術』『日本人の誇り』

2012年6月13日 21:16:17



ロングスリーパー、とか、
ショートスリーパー、とか、そんな言い方をしたり、分け方をしたり、する。
医学的に、或いは生理学的に本当にそんな種類があるのかどうかは、しらない。
人間の睡眠なんていずれそんなに違いはないんじゃないかと思っている。

眠っても眠っても眠りたい時期や時代があったり、
短い睡眠で一日快適だったりの時期や時代があったり、

一生を通して通算すれば、誰もそんなに変わらないんじゃないだろうか。
と、思うもそれにも何の根拠もない。
実は医学的にちゃんと睡眠傾向の分類があるのかもしれない。

もし、そうなら、短い睡眠種であってほしい、とは思う。
やっぱりなるべく起きて、なにがしかの生産活動に関わっていたと思う。
一週間という短い期間を振り返ってみれば、平均睡眠時間は、5時間くらいか。

もう少し眠った方がいいのだろうが、すっきりと目が覚めてしまう。
起きて、15分後にはきちんと読書に入れる頭になる。
連続で8時間の睡眠は、最近に限って言えば、まず、ない。
目が覚めてしまうし、一日の三分の一を無意識で過ごすなんて、恐怖だ。

そんなこんなで、朝5時に起き、早朝読書。
布団の中で読んだり、起きて着替えて正座して読んだり。
実際、早朝読書を導入しないと、なかなか一日一冊は、難しい。
本だけを読んで暮らしているのであれば、どうにでもなるだろうが、

あれやこれやと仕事をしたり、
他の活動をしたり、喧嘩を売ったり買ったり、
社会との繋がりの維持をしたり、リンク切断の破壊活動をしたり、
そんなことをしていれば、なかなか一日一冊読み切ることはできない。

やっぱり早朝読書だ。
無理矢理起きることもない。目が覚めてしまえば、そのまま起床するだけだ。
それだけで、随分と読書がすすむ。

『神様のパズル』機本 伸司
『僕たちの終末』機本 伸司
『バラバ』ラーゲルクヴィスト
『巫女』ラーゲルクヴィスト
『シーシュポスの神話』カミュ
『革命か反抗か―カミュ=サルトル論争』佐藤 朔
『地獄の季節』ランボオ
『はつ恋』ツルゲーネフ
『春の水』ツルゲーネフ
『人形の家』イプセン
『殺人鬼』横溝 正史
『屋根裏の散歩者』江戸川 乱歩
『心理試験』江戸川 乱歩
『日本人の英語』マーク ピーターセン
『調べる技術・書く技術』野村 進
『日本人の誇り』藤原 正彦

再読が多い。
カミュは資料と言えば資料なのだが、読み始めるとやっぱり夢中になって読んでしまう。
何といっても、言葉がかっこいい。文章がかっこいい。
そして、ノーベル賞作家ラーゲルクヴィスト。大好きな作家だ。名作二作を再読。

ランボーにツルゲーネフ。乱歩に横溝。

いい作品は、何度読んでもいい作品だ。

本だけを読んで暮らせればな、と夢想するが、それは一体どんな生活だろう。