2013年3月12日 22:09:41

写真をクリックすれば、京都館HPへ

2006年からだから、もう8年だ。
連載を打ち切られることもなく、ずっと書かせていただいている。
担当の方も変わらず、毎回毎回ていねいなご指導を頂きながらなんとか書いている。
本当にありがたいことだ。
ぼくの活動に合わせて、プロフィールを変えて頂いたり、
ちゃんとして写真スタジオでプロのカメラマンに写真を撮っていただいたり、至れり尽くせり。
そして、何と言っても毎回の校正作業。
ぼくの書いたものに対して、ぼくの意をきちんと汲んでいただき、よりよい仕上げにご指導いただく。
この8年、随分と「商品としての文章」を書くことの勉強をさせていただいた。
その文章は、もちろんぼくの書く脚本とは違う。
そのこともわかっていただき、その上でぼくの個性や仕事を反映するような仕事に仕上げられる。

本誌は、京都銀行本店各支店や「京都館」(写真をクリック)で入手できます。

いつまでここに書かせていただけるのかわからない。
わからないが、それまでは一生懸命書くだけだ。締め切りを守り、書くだけだ。
少しでも手を抜いたらそこで終わりだろう。
惰性に流れたらそこで終わりだろう。
楽をしようと思ったらそこで終わりだろう。

こうして、一冊の雑誌が流通し、今も次の号の準備が進められ、ぼくの言葉は一つの商品として扱われる。
日本の、こんな、言葉の渦の中で、過剰な言葉の中で、足掻きながら、

ただ、懸命に書くだけだ。

京都館

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