●最近読んだ4冊●

2008年2月17日 00:18:07

稽古が始まった。
劇団再生の次回公演
『天皇ごっこ〜思想ちゃんと病ちゃんと〜』
前回の公演とは全く違うアプローチをし、
全く逆のテーマを扱う。

稽古場にいる俳優たちを見ながら、
演劇と言う特殊な形態を思う。
脚本に書かれた言葉。
過去も現在も未来も越えられる物語。
その制約の中で現在しか生きられない俳優。
予定された結末。
しかし、到達まで果てしない結末。
1時間数十分で必ずくる結末。
しかし、約束することができない俳優の人間性。
それら全ての矛盾を当たり前に昇華する、

演劇。言葉が言葉であることを恥じる。
演劇。時間が言葉に嫉妬する。

わけあって、こんな感じの本をまとめて読んだ。
数学と数学者。

昔から数学に強く惹かれてきた。
あの完璧な美しさに憧れてもしてきた。
一行の数式の完全。